1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 小説を書いたら ボクシングでは、4回戦でプロデビューするのが普通だ。どうい うことかというと、4ラウンドしかやらせてもらえないわけだ。と 言うよりもデビューしたばっかりの連中はそれぐらいしか戦えない し、大抵はその間に決着がつく、というわけ。短編小説を書きなが ら小説とボクシングは似てるな、と思った。
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 小説の書き方 詩人に対して、小説を書けというのは、画家に建築をやらせるよ うなものだと思う。こんな感じに完成させたい。こんな雰囲気で内 装をやりたい。次から次へイメージは湧くのだが、それをどうやっ て3次元の物質に置き換えればいいのか、わからないのだ。小説に も同じことが言える。
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム シャガール展 面白い二人組みのおじさんを発見。そのホノボノした会話に思わ ず頬が緩む。「なんでキリストと魚が一緒に描いてあるんだ?」「 そりゃ、好物だったんだろう。キリストが。」
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 想像力の限界 「もうすぐタイヤ祭りをやるので、その時に交換に来ま せんか?」この言葉を聞いた瞬間に、想像力の輪は回りだす。 大きなタイヤを神輿(みこし)代わりに「ワッショイ、ワッショイ」と担ぎ上げたりするのだろうか?
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 詩の氾濫 詩人として生活することは、言葉に値段をつけることかもしれな いが、詩人という生き物は、いつも順当な値段をつけるのをためら ってしまうものだ。
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 扇風機よ!俺の目をまわせ! 現在の扇風機界のトレンドでは、羽根が5枚あるのが流 行なのだ。私は電気屋でこの事実を知ったとき、ある意味で大ショ ックだった。電気店で3枚の羽根の扇風機と比べたら、一発でわ かる。風が、なんというか、スムーズなのだ。
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 世界が丸く見える 銚子まで行ってみた。地球が丸く見える展望台という物があるの だが、何の事はない、海に突き出しているその地形により、高台か ら眺めると視界の中が360度水平線になったような錯覚に陥る。
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 流星群見物 夜中の3時に、九十九里浜へ。流星群の見物が目的だ。一人で砂浜にねっころがり、タバコを吹かしながら流れる星を見る。砂浜の遠くの方で、花火をやっている一群がいた。天の流れる星を見ながら、大地から流れる星を飛ばす。いいアイデアなのかもしれない。迷惑だが。
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム リサイクルセンター 今回買おうと思ったのは、病院や役所などの待合室にあるような ソファー。茶色や黒で、無理すればねっころがれるような奴。あの チープな椅子が欲しかった。
1999/12/31 / 最終更新日時 : 1999/12/31 zali コラム 錬金術について 「賢者の石」にも、実は余り 興味がない。というより、ロールプレイングゲームなどで、いささ か単純な記憶器具として出現するこのアイテムに食傷気味だと言っ てもいい。