ボールペンの替芯

自分が思いのほか筆記用具好きであることに最近気づく
(リアル筆記具でもパソコンのエディタでも、だ)

小さいころから前の仕事(勤め人でした)をしているときまで
ボールペンを使用していたが、勤め人でなくなり事務書類の記入に「ボールペンであること」の制限がなくなると水性の細サインペンを使うようになった
適当にメモでも落書きでも書きなぐるには、そちらの方が向いているような気がした
修正液なんて使わない、書き損じはグシャグシャと塗りつぶす
字の大きさも並びも適当、自分にさえ読めればいい記号が続いていく、、、

と、こういう生活の中、数年前に二年ほどライター仕事をすることになった
書き文字/日がグンとアップする
基本的にオンラインではあるものの、取材はする、ゲラは直すで人に見られることも多くなった
うーん、やり辛い
やはり書き仕事にはサインペンは向いていない
もちろんうまくやっている人もいるんだろうけど
ちょっと気を抜くとすぐに文字のエントロピーが上昇していく

結局ボールペンに落ち着いてしまった
それからボールペンがいつも一本ポケットに入っている
が、ボールペンってすぐ書けなくなるんだよな
(あくまで通常のサインペンとの比較においてだが)

単純なインクの残量でも違うんだろうけど
インクが途切れたり、玉が回らなくなったり
書けない時のイライラは結構蓄積されていく
なんか、こういうトラブルの解消法を昔テレビで見た気もするが
探すのも試すのもめんどくさいのでそのままにしている
心地よい書き心地というのは、こういうトラブル解消法とは
真逆のベクトルを持つもののような気がするからだ

ライター仕事から遠ざかってもボールペン生活からの脱却は難しい
しかし一ヶ月に何本ものボールペンを、書き心地、握りやすさ、耐久性、等等等で消費、テストするのにはウンザリする
脱ボールペンジプシーを目指し、替え芯を導入することにしたのだが、、、

今まで単純に「貧乏くさい」という理由で避けていた替え芯
勤め人だとボールペンと一緒に勝手に会社から支給される替え芯
実際に文具店に行って愕然とする
そこには互換性などという言葉の入り込む隙のない無法地帯だ

なんてゆーか、もう
一社につき、何タイプ替え芯があるのよ
そんで各社間でなんで互換性ないのよ
まぁ、ようするに愚痴なんだけど
別に非互換にする理由なんてどこにもないでしょ?
シャーペンだって芯のサイズが合えば、どのメーカーだろうが、どの硬さ(濃いさ)だろうが挿せるのよ
PCのCPUでも自動車のタイヤでも好きなものをチョイスできる
非互換があるのは、それなりの理由があるからだ

頭の中に他に20種類ぐらいの喩えが浮かんでいるけど書かない(笑)
世の中、上位互換とかいう言葉も一般的になろうというのに、どういうことだよ
「A社のボールペンにB社の芯が最高だぜ!」とか言えたら面白いのに
カップラーメンだって通は二つ買って「この麺とこのスープがいいんだよなぁ」とか言ってるらしいじゃないの!
(ホントかどうかは知らんが)

なんか自分の中でヒートアップして話の着地点が見つからない(笑)
ボールペン会社の人、万が一こんな男の、こんな日記を読むようなことがあれば替え芯界の統一規格、作ってください
100本でも200本でも買いますから

ボールペンの替芯” に対して3件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    僕が最も愛用しているボールペン(ゲルインクのやつ)の替え芯は
    工場出荷時についている芯(?)よりも
    すぐ書けなくなるような気がする。
    あの先っちょについている小さい玉に
    問題があるような気がするのだが。

  2. ザリ より:

    僕もどっちかというとゲルインク派です
    インクの具合はいいんだけど、やっぱり結構はやく書けなくなりますね

    あのゲルインクの太目のチューブは何かとトラブル多いなぁ
    たまには同じ「握り」でゲルと通常インクと使い分けてみたいですね

    トラブルの時用に大量に替え芯を購入しときたいんだけど
    グリップが壊れた時に、代替品がもうなかったり、
    型番が不明になったりするのが怖くて
    いつも3~5セットづつチマチマ購入する小心者の僕です

  3. ちなみにペン先の太さは、細い順番から EF → F → M → B → BB の順番になります。

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