カーテン


切れない水平線が僕等を取り囲む
脱出不可能な現実
石を蹴れば犯人にぶつかる
いつもより少し大げさに泣き喚いてみる
見世物小屋としては上出来なほうだ

そこへ黒子が書類が詰まったケースを運んでくる
小声で「台詞は、、、」
こんなことしている場合じゃないのに
「あぁ、やんなっちゃったなぁ、、、ですよ」

椅子に座ったまま
全ての役を演じ分ける
これ以上、分解不可能な要素
夜が巨大なカーテンで全てを押し潰す、その時まで

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