流星群見物

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夜中の3時に、九十九里浜へ。流星群の見物が目的だ。深夜だと
いうのに交通整理のバイト君たちがいて棒を振る。「星ですか?」
そうだと言うと、誘導してくれた。

車が5、6台止まっていて、みんな車の中から見物しているよう
だった。しかし、オレはレジャーシート装備で来た。ねっころがっ
て見るのが正解だ。首が疲れない。眠くなったら、そのまま眠れば
いい。

一人で砂浜にねっころがり、タバコを吹かしながら流れる星を見
る。「金金金」とか「女女女」とか願い事をブツブツつぶやきなが
ら。それにも飽きると、後はただボンヤリと見ていることになる。
この瞬間が気持ちいい。何も考えず、何も望まず。

砂浜の遠くの方で、花火をやっている一群がいた。最初はただブ
ンブンと花火を飛ばすだけだった彼らも、そのうち星が流れる度に
ロケット花火を打ち上げたりしていた。星見物の他の客は、そうと
う迷惑そうに見ていたが。

天の流れる星を見ながら、大地から流れる星を飛ばす。いいアイ
デアなのかもしれない。迷惑だが。そんな光景を見ながら、意外と
花火のルーツって兵器じゃなくて星にあるのかも知れない、と想像
したりしてみた。

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