携帯着メロ2

まぁ、ノウハウの共有というのも目的の一つなので、
「ふ~ん、そうやるんだ」とか「あ、俺もっと効率いいやり方知ってる」
という人まで、いろんな感想聞かせてくださいね。

携帯の着メロ、今回から音資料が業者のサーバーから
MP3ダウンロードに変更になりました。
うちもADSL環境になったので楽々ダウンロードです。
この間まではCDが厳重に包まれて送られて来てましたが
「あの梱包と郵送代の分、ギャラアップしてくれないかなぁ」
というのは心の中の素直な気持ちです(笑)

とりあえずWAVE形式にして、WAVEエディタで開きます。
うちはいろいろ使いまわした結果、SoundIt!3でやってます。
(これが意外とタフで落ちないし、痒いとこまで手が届く)
曲のABサビ等のトップにマーキングしていきます。
そして、一回通して聞いてピックアップする所を決めたら、
私はマーキングポイント以外聞きませんね、なるべく。
(作業時間短縮のためです)

仮コードを紙に書き出してから、入ってる楽器の構成を考えます。
ここが一番嫌な仕事(笑)16音(実際はメーカー仕様上14音)内に
楽器編成を大胆にばらさなきゃならない。
こういう後ろ向きの仕事って、私はだめですねぇ。
「制限があるからこそ燃えるぜ!!」って人、います?
ブラスが4声でキレイにハモっていても、「どうせ音がつぶれちゃうから」
っていって1と3のみ残す、とか。ドラムがタムさえ使ってなきゃ、とか。

まぁ、パズル感覚でエイヤッと切っていって、消えたパートのことは
きれいさっぱり忘れるようにします。ここでノウハウが欲しいのが
私は絶対音感がないのでコードの内声を全部とってみないと
どのパートを消すのがよいのか判断に苦しむところです。
ここをパッと聞いてわかると、効率いいんでしょうねぇ。

あとは、基本的なパートを打ち込んでいって、最期にデータ量に
余裕があると、ベンド情報でボーカルのメロをしゃくったりします。
打ち込みポイントに凝ったりはしません。楽譜どおりです。
以前、ドラムのモタリ、ツッコミを再現しようとしたところ
「ドラムのタイミングずれてますね」と突き返されました(笑)
で、前号でも書きましたが私は携帯電話を持っていませんので
出音の確認ができません(笑)ひょっとしたらすごくひどい音で
どこかの街中でかかってたりするのかなぁ。
眠れない夜は続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA