2002/03/21 / 最終更新日時 : 2002/03/21 zali 詩と短文 幾何学病院 FacebookXHatenaPocketCopyソファーが並べられる 規則的な院内では 死の匂いを感じさせない 乾いた音楽が響く 名前を呼ばれて 返事をすると 既に診察は始まっている 質問と応答 平行に伸びていく二本の直線 けして交わる事のない会話 お互いに相手に向けて 腕を伸ばし中間点を求め合う 診察が終わり 待合室で 一眠りする間に お腹の大きな看護婦が 目の前を行き交うのが見える FacebookXHatenaPocketCopy コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。