振動

生化学的にも
分類不可能な
強烈な震えが体を覆う

真剣さは薄れて
全ての文書は
クリップでとめられる
貧乏ゆすりが
猛烈な速さで
繰り返される
拘束されたまま

一秒間に
300メートル以上を
駆け抜ける
その振動が
乾いた運動場に
広がっていく
その時の君の姿を
僕は音速で思い出した

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