古いPCを蘇らせる…予定

遊び用、音楽用、持ち運び用ノート、サーバ、その他の家族用のパソコンがあるんだけど「仕事用のパソコン」というものがやっぱりあったほうがいい、と考えて一台作ってみた。しかし意外と難航したお話。

古いPCを年末大掃除で大量処分した。中には486SXとかMacのLC475とか骨董品レベルのものもあったが、もちろんパソコンが多少古かろうがプレミアがつくものでもなし、あげくにリサイクル料金なんてかかる始末。まぁそれはいい。で、パーツだけは何かに使うかも、と貧乏くさい考えをおこしてチラホラと抜きとってあった。さすがにSCSI関係はボード一枚残して全部捨てた。シリアルポート関係は、もう他所のマシンからログインしたりしないのに残してある。パラレルは全廃。自分でも基準がよくわからない。

で、そのとってあったパーツを組み合わせて一台でっち上げようという今回。まずケースだけは高級な大型タワー用がゴロゴロある。電源もメーカー不明で「静」って大きく書いてあるやつが出てきた。それに懐かしのTyanのTigerMPというマザーボードを乗せる。初めてデュアルCPUを組んだときのことを思い出す。で、昔は二発乗ってたんだけどトラブルがメンドイので今回はCPU一発のみ。AthlonMPの1500。無駄にMP。クーラーもなんかゴロゴロ出てきた。一番冷えそうなやつをのせてみる。

メモリはどれが生きててどれが死んでるのかまったくわからない。Memtestをやってみようとフロッピーを引っ張り出してきてダウンロードしに行ったら、最近じゃCD-Rでやるのね。ISOファイルを落としてきてサクッと焼いて準備完了。後はもうかたっぱしからメモリ抜き差ししながら一枚一枚生死を判別。512Mが二枚生き残ってた。他にも微妙な結果のやつがあったけど(一回目エラーだけど二回目は完走とか始めて見た。ちょっと危ない)残りは潔く廃棄。

さてグラフィックボードは昔からこだわらないので適当なの刺そうと思ってたらGeForce7600が出てきた。まぁこんなもんでいいや。後はUSB2.0の拡張とLANボードとサウンドボードを刺せば完成。のはずだったのに、ここで完全に迷走状態。サウンドボードで迷ってM-AUDIOのDelta66を刺してみたけどなんとも認識しない。あきらめてサウンドブラスターLIVEを刺してみても微妙な挙動。たぶんUSBのボードがリソースを大量占拠してるんじゃないかと思うんだけど確認のしようが無くてボードの位置を変えては起動、変えては起動で数時間。この時間を有効に使って新しいPCを買ったほうが早いんじゃないかと思い始める。

まぁなんとか試行錯誤で数年ぶりの自作パソコンができてWindowsXPを入れてみて無事安全起動。たぶんこれが最後の自作パソコンになるかもしれないなぁ。普通にDELLとかで通販パソコン買ったほうが楽だし安いしね。昔は音楽をやるのに「少しでも高性能!少しでも安全に!」と組んでいたけど、今は普通のパソコンでスペック的におつりが来ちゃう時代。やっぱり小金と時間がある若いうちの趣味だったのかな。正直組んでて面白さよりもめんどくささが大きくなった今日この頃。

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