小説の感動的巨大さ
小説を書いてみたい。小さな頃からそう思っていた。
「書けばいいじゃないか」
いや、いろいろと準備が必要なのさ。
「準備をしてから書けばいいじゃないか」
うん、そうなんだけど、話が思い浮かばないんだよ
「話なんてそこら中に転がっているよ。それを書けばいいじゃないか」
簡単に言うけど、それで人を感動させなきゃいけないんだぜ
「感動しない小説だってあるだろう。とにかく書けばいいじゃないか」
うん、確かにそういう小説もある。
でも、感動させない小説は目的がないような気もするし。
「目的がない小説だってあるさ。とにかく書いてみるといい。」
わかってるよ、つべこべ言われなくても。
「つべこべ言わなきゃ永遠に書きはじめないつもりだろう。」
あぁ、そうかもしれない。いいじゃないか無理しなくても。
「無理して書きはじめる小説だって、、、」
うー!うるさいなぁ。それなら自分で書けばいいじゃないか。
「わかったよ。書けばいいんだろう。書くよ」