未公開の図書館で
空調に惑わされ
フラフラと入り込んでしまった
図書室の内部では
記憶の断片が
床に転げ落ち
修復されるのを
待ちつづけている
子供たちが走り回り
老人達は黙り込み
時間の経過と共に
貴重な学術文献は
都市に消化されていく
本来ならば
僕も一役かって
書架でできた迷路に
迷い込むべきなのだが
空調に惑わされ
フラフラと入り込んでしまった
図書室の内部では
記憶の断片が
床に転げ落ち
修復されるのを
待ちつづけている
子供たちが走り回り
老人達は黙り込み
時間の経過と共に
貴重な学術文献は
都市に消化されていく
本来ならば
僕も一役かって
書架でできた迷路に
迷い込むべきなのだが