言語を操る人

枝分かれした道を
悠然と進む一群
サイコロを一つ
片手に持ち
もう片方の手は
親指を上に向けるか
下に向けるか

自分自身の姿を
上から下まで追求し
何度も同じ道を辿り
無限のループを抜けて
君の住む街へ
こっそり
やってくる

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