JAVAで真っ白に洗う

今更ながらJava言語を使ってみた。
プログラム言語の一種である。

私は20種類以上のプログラミング言語で
「ハローワールド」が書ける。(注)
日曜大工的プログラマーだ。

それ以上でも、それ以下でもない。
まぁ、ハローワールドしか書けない言語も多いのだが。

各種の言語の構文を踏まえた上でJavaを考えると、
(ここでいうJava言語とはJavaScriptとは別物である。)
変に不安定な部分が目に付く。

いや、動作が不安定なわけではない。
いままでにあった言語の良い部分を寄せ集めて作っただけあって
「どの言語とも似ていて異なる」のだ。
これは結構困る。

Javaしか使わない人にとっては、できないことも少なく、
ほぼ全てのOS上で動作するこの言語は、ある意味ゴクラクなのだろう。

しかし、他の言語を使う人間にとっては、
非常な苛立ちと付き合っていかなければならない。
すぐに「他の言語の文法で書いて」しまいそうになるのだ。

しかも、根が柔軟にできているJava言語は、
その「他の言語の文法」を、サラッとコンパイルしたりするのだ。

もちろん、期待どうりには動いてくれないが。
もし、この言語を使いこなそうと思ったら、
一度、頭の中を真っ白に洗う必要があるのだろう。

注:「ハローワールド」
画面に「Hello world!!」と表示させるだけのプログラム。プログラムの勉強をする時に、一番最初に覚える構文。私は、自ら世界に産声をあげるプログラムをこよなく愛している。

誰が決めたのか知らないが、最初に初心者用に、このプログラムを考えた人の、言語感覚には驚嘆させられる。
多くは1~2行で書けるが、時たま10行ぐらい書かされる馬鹿な言語があるのも事実。まぁ、どれとは言わないが。

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