2002/03/21 / 最終更新日時 : 2002/03/21 zali 詩と短文 複数の回転椅子 人事不肖に陥って 気がつくと 回転椅子の上にいた 肘掛が大げさな 背もたれが不必要に大きい 重たそうな 回転椅子 そして 部屋の中には 他の回転椅子が 口を開けて待っている 自由になった体で 痺れのとれた体で 他の椅子に座ってみる 微妙に座りごこちが違う 他の椅子もそうだ こうして僕は 部屋に閉じこもり 回転椅子に 交代で座る生活に 慣れてしまったのだ もちろんたまには 回転する事も忘れない コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。