2002/03/21 / 最終更新日時 : 2002/03/21 zali 詩と短文 廃墟は時と共に 剥き出した鉄骨に 冷たい雨が 神経を叩くように 降りそそぐ 傷口に入った 雨の化合物が コンクリートを ゆっくりと ジワリと 腐食させる 僕は 必ず写真を撮る 人間の勝利の証だった 建築を、建造物を 自然は残酷にも 長い年月をかけ 何もなかったかのように 土へと戻す その瞬間に つかの間の 輝く姿を 見せてくれ 廃墟よ コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。