バックアップソフト大暴れ
昨日は散々だった。というか99%俺が悪いんだけどね。某有名フリーのバックアップソフトの設定を間違えてファイルは消えるは行方不明になるは。
前々からバックアップをそんなに熱心にやらない方なので、ちゃんとやってみようと思ったのが運の尽き。普段からきちんとやらないとダメだね。
昔からバッチファイル(*nixのときはshファイル)手書きで、チマチマと自動化してたんだけど、どうも最近のWindowsではヨロシクない。一応動くのは動くんだけど、conimeが常駐したり他にも挙動がおかしかったり。
USBメモリから使ってると勝手に子プロセスを起動されると大変困る。しかも起動しっぱなしって、おい。安全に取り外せなくて毎回プロセスを探してタスクマネージャーを開く日々。本当に困る。もうbatの時代じゃないんだろうね。
で、「じゃあバックアップソフト使えばいいんじゃね?」と思いつく。思いつかなきゃ良かったのに。一応ちゃんとしたソフトで、実績も知名度もある。本当に悪いのは俺だ。で、導入実験で簡単なディレクトリを作って試してみる。動く、しかも簡単だ。悪くない。
バックアップのタスクをソフト内で一つ一つ登録していく。このフォルダから、あっちのフォルダに。新しいファイルだけ。サムネイルや一時ファイルは置いといて。等々よく考えると細かい。しかも普段動かしてたbatの書式を忘れているので、自分が書いたはずなのに、さっぱり何をしているのかわからない。
大昔のFDDからHDDへ、その逆ぐらいの頃が懐かしい。今は一つのPCに何個もドライブがあって、さらにネットワーク上でもいくつもぶら下がっている。正直ドライブレターが足りないので仮想フォルダにマウントしてあったりする。
やっとの思いで全部登録する。ここで一つ目の失敗(たぶん)がスクリプトに慣れすぎてたために複数の命令を書いといたら「順番に」やってくれると考えていたんだけど、どうやら最後までファイルチェックをやってから一気に実行してくれる親切設計らしいということだ。涙が出るね。
一つのフォルダを複数にバックアップしたり、その後でバックアップ元のフォルダに書き戻したり、やってることはちょっとだけ複雑だ。だから最初にファイルの存在や日時だけチェックして、実際のファイルが移動されてないと、当たり前のように上手く動かない。
ここで二つ目の失敗。ミラーリングというオプションがあった。ただこのソフトのミラーリングの概念が、自分が思っているのとちょっと違ったことが悲劇の始まり。もちろんマニュアルをきちんと読んでない俺が悪い。同期を取ってくれるわけでもなく、元フォルダに「無い」ものを転送先フォルダでも「消してくれる」というありがたい機能。ミラーリングってそういう意味だっけ?「消した」ファイルならまだわかるけど。
なんとなくミラーリングのオプションにチェックを入れてしまい、そのまま実行。念のためにもう一回実行する俺のバカ。もう凄いことになったね。最近書いたドキュメントはない。それどころかソフト本体も立ち上がらない。起動したソフトも設定は消えてる。
昨日導入したTwitterのソフトが、ダウンロードしてきたアーカイブも設定ファイルも本体も「無かったこと」になっているのは面白かった。まぁ自分でガンバレってことだな。横着しちゃいかん。