他人の部屋


この前、インターネット上を
あてもなくうろついていると、
前の職場の知人のホームページを見つけた。
いや、「知人の物と思われる」だな。

そこでは職場とは関係のないコミュニティが築かれ
予想外にかわいいハンドルで呼ばれる知人が
場の中心として君臨していた。

そこでは現実は完全に密封、遮断されていた。
プロフィールでも本名はおろか、
実生活に関する事柄は全てぼかされて表現されていた。

おそらく何も知らずにプロフィールだけ読んだ人は
狐につままれたような気分になっただろう。

そこにあげられている趣味、行動半径、話題などから
そのページのオーナーが知人であることは
ほぼ間違いがなかった。しかし、確証がない。

こんな時、私はどんな手段でも使う。

ここにはとても書けないような手段を使って
そのページのオーナーの本名は明らかになった。
知人だった。

人は幾つもの顔を使い分けると言うが
その顔があまりにも違っていたので
私は、まだ自分の中で事実を受け止められないでいる。

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